OVERMANキングゲイナー

OVERMANキングゲイナー

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ガンダムの生みの親である富野監督が2002年から作成したオリジナルアニメーション、「OVERMANキングゲイナー」は、非常に明るい作品です。これまでの富野監督の作成したアニメを知っている人にとっては、この作品の明るさに度肝を抜かれるのではないか、と思う位に、作品の雰囲気が終始明るくて楽しい雰囲気を感じ取れるかと思います。内容としては、人々が地球の環境を守るために特定の都市に集まって生活をするようになった世界で、もう環境保護はいいから、環境のいいところに移住をしたい、その行為をエクソダスと言い、エクソダスをする主人公やその仲間たちを追いかける敵たちで構成される物語です。

そして、主人公のゲイナーは、ロボットであるキングゲイナーに乗って、エクソダスを行うために使われている列車を守ったりするために戦うという内容ですが、この戦いが本当に暗くないというところが個人的には非常に好きなところです。これまでのロボット物などは、戦っているときに悲壮感を感じるような描写が多かったりしたのですが、特にそのようなところが無く、コミカルな感じで戦いを行うシーンも多く、そのあたりは非常にアニメらしくていいと思いました。もちろん、シリアスなシーンもあるのですが、それでさえも忘れてしまう位に衝撃的なシーンがあります。

それは、キングゲイナーに乗って敵と戦う場面で、敵との戦いを有利に進めるために、ゲイナーが好きな女の子、ヒロインサラへの思いのたけを爆発させるというシーンがあるのです。これが本当にこっぱずかしいセリフで、しかもそれが全世界に生中継されてしまうというおまけつきで、それに対する他のキャラクターたちの反応までも描かれているので、見ていて本当に面白いと感じるとともに、恥ずかしさに背中がむずかゆくなってしまいました。そのシーンの前後があってのシーンなので、一連の流れをしっかりと見てみるとかなり面白いです。また、物語としても、きちんと望みのあるような終わり方で、最初から最後までロボット物特有の陰鬱な感じが全くないのがかなり良かったです。一番好きなのは、オープニングの明るすぎる映像なのですが、これはぜひ多くの人に見て、笑ってもらいたいな、と思います。

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